雨の日の映画館
はじめまして。
あなたはだあれ。
わたしがわたしというとき、それはあなたということ。
わたしがわたしたちというとき、それはわたしたちのこと、
映画は映画、詩は詩だとおもっている。絵は絵で、
ことばの介在はいたずら、
そんなふうにおもっている。
だから、ほんとうはとてもにがて。映画を観て、
それでも、こころみたい。
ものがたりとしての映画をとらえたい。
わたしはここに解き明かしたい。
不完全なことばで、つたない構成で、
わたしの物語、あなたの物語、わたしたちという物語を、
物語とは、はじまり、終るものです。
映画について、はしっこだとか、もちろん結末や、些細な、
見つめるさきは断片であり、いささか偏愛的、
もしも、あなたが、まだ観ていない映画の話は聞きたくなければ、
もしも、あなたが、もう観ているあるいは観ていない映画だが、
わたしは、あなたと共有したい。
そのためにことばをもちいることを恥じてはいない。
どうぞよろしく。
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