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安全なものに似ていた
ふれるとやわらかかった
もういちどふれた
やっぱりやわらかかった
カツンカツンと音がした
みるとやわらかいものにふれるわたしの指は溶けてもはや骨だけに
骨は白くて 白いものはたしかに安全なものであるから
わたしはとても安心した
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わたしが100匹の羊
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置き去りにされたのは99匹のほう
神のいないこの世界で、
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意味がないことに意味を付けすぎている
無は無であり、絶望とはちがうにもかかわらず
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白い犬も飾りたい
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願いはいつだってひとつしかない。
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大前提のことを、もっとよく知りたいです。
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頭のようなものがいたい。
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その本を手にとれば陳列棚が崩れるだとか、
夢のなかではすでに、心配事ははじまっているので、
窓をとびだし、森をかけおり、川にとびこみ、水をのみ、
光は、そこにたしかにあるのだとどうやらわたしは知っています。
苦しみはありません。
こちら側からはほんとうにすばらしく見えるのです。
深い川はだからあんしんして沈むことができました。
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99匹のわたしが眠りはじめる
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自己の埋没こそが、世界につながる唯一の条件である。
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なにかがおかしいが、なにがなのかはわからない
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